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「興味を広げてくれる場所が居酒屋だった」 居酒屋1000円の旅をするアイドル清亜美インタビュー

「1人で立ち飲み居酒屋をまわって旅をしているアイドルがいる」

そのアイドルらしからぬ趣味でアイドル好き以外(主に酒好き)にも話題になった、”一夫多妻制アイドル”清竜人25の第3夫人、清亜美。1000円札を握りしめて居酒屋をめぐり、スタローンの映画が大好きで、街で写真を撮るのは変わった看板──グループのコンセプト以上に強烈な個性を放つ彼女。その個性のルーツをたどり、そして解散に向けた決意とその後の展望(野望?)に迫った。

 

今回話を聞いた場所は、銀座の「立ち飲み居酒屋ドラム缶 銀座本店」。テーブルは全てドラム缶の立ち飲み屋さんで、銀座のビル街とは思えぬアットホームさ。いくつかのお店の候補の中から亜美さんが指定したお店。「前から気になっていたお店です」とのこと。

ドラム缶さんは2階のお店

外には「立ち飲み」の看板が

午前11時からオープンしてます

すこし怪しげ(?)な階段を上がるとお店です

このメニューの感じがいいですね

メニューはどれも100〜200円でリーズナブル

清亜美さんは大好きなホッピーで乾杯

こちらはクリアアサヒ(250円)

「入りづらいお店の方が楽しい思い出が出来ている」

──清亜美さんの居酒屋1000円の旅が話題になっています(参照:1人で立ち飲みの旅をするアイドル、清亜美から目が離せない)。中でも一緒に飲みたくなったという声がよく聞こえてきました。

ありがとうございます。お酒のイメージがプラスになるように目指していた部分があるので、読んだ人がそう思ってくれてるなら、やってきた甲斐があるなって。最近では、ブログ読んで私もやってみたよってマネしてくれるファンの方もいて嬉しいです。ブログに載せた居酒屋さんに実際に行った方からは「入口が入りづら過ぎて入れなかったよ」って言われたりもするんですけど(笑)

──確かに中には男でも入るのに躊躇しそうなお店もありますもんね(笑)。入るお店はどうやって決めているんですか?

なるべく入りづらいなーっていうお店に入ります(笑)。入口が入りづらい方が、中はどうなっているんだろうってワクワクする。冒険なんですよね。狭いお店だとお客さんでコミュニティが出来ていて、最初は珍しがられるんですけど、みんな優しいからこのメニューが美味しいよとか、若い頃の話とか話してくれてそれが楽しくて。振り返ると入りづらいお店の方が、いろんなおじさんと話すことが多くて、楽しい思い出が出来ていると思います。

──旅の行く先はどうやって決めているんですか?

自分でTwitterにお酒のタイムラインを作っていて、そこに出てきて気になった場所とか、みんなが教えてくれる場所を参考にしています。あとはテレビの散歩番組とか。もともと1人で旅をするのが好きなので。

──どんな一人旅を?

昔から1人で色々なところへ行っていたんですけど、過酷な旅が多いです(笑)。一回韓国と台湾に行ったんですけど、LCCの1泊弾丸ツアーみたいなのがあって。それを同時に行きました。まず羽田空港から韓国に。そこで1泊して羽田空港に帰ってきて、そのまま空港の中で2~3時間ぐらい時間つぶして、家に帰らずに台湾に行ったりとか(笑)。

──バラエティー番組みたいですね…

そう、その感じが良かったです。カオスで超楽しかった!台湾がすごく好きなんですよ。毎日がお祭りみたいなの。夜市があって、人が集まって、屋台があって…そんないつも夏祭りな雰囲気が大好きで。整理されてない、何があるかわからない感じ?

──街のすべてに冒険があるような?

そう、全部未知なんですよ。その冒険をあんまりお金をかけずに出来ちゃう。気軽にできる冒険で、好きなものが詰まってるんですよ。大好き。台湾で仕事がしたい。

──清竜人25メンバーそれぞれにオススメの本を持ってきてもらう企画では、台湾のガイドブックを持ってきたこともありましたね。

本当に行きたかったの!仕事に繋がればなと思って。だってそんなに台湾好きじゃない人が台湾の仕事やってるんだもん(笑)。

──旅はどこも1人で行くんですか?

そこはちゃんと1人です。アイドルなので(笑)。みんなにはむしろ誰かと行ってて欲しいと思われてるかもしれないけど。

 

「何も残らないじゃないですか、灰になったら」

──そんな旅を、アイドル清亜美としてやっていこうと思ったのはどうして?

アイドル活動だと休みが不定期で急に来たりするので、その時間を有効活用しようと思ったのが最初です。せっかくなら好きなことをして発信しようと。1人旅なら自由に好きなところに行けるから、空いた時間を見つけては出かけています。

──そんな亜美さんの自由な生き方に憧れる人も多いと思います。

そんなに特別なことじゃないと思います。たぶん、みんな世間体とかを気にしてるだけで。周りの目とか気にする必要ないと思うんですよ。どうせ死ぬじゃないですか、人なんて。

──そうきますか。

100点の人生でも-100点の人生でも、ヒドくても優等生でも、最後はどうせ死ぬしかないんだから、好きなことをやった方がいいと思うんですよ。恥ずかしいとか、人からどう思われてるかとか、そんなこと何も残らないじゃないですか、灰になったら。だったら好きなことやった方がいいし、誰に言われるとか関係ないですよ。

 

「みんな本当に好きなものを言えば、同世代で一緒にはならないと思う」

 

──確かに好きなことを臆せずどんどん発信されているように思えます。最近のブログだと、特にシルベスタースタローンの話が多いですね。彼の映画を見たきっかけは?

最初は「クリード」っていうロッキーシリーズの2015年公開の作品を観て。だから最新の映画を観たっていうだけなんですよ。そこから過去のロッキーシリーズを観直していってハマりました。別におじさん好きとかでも、筋肉が好きっていうわけではないんですよ。

──では…例えばシュワちゃんが好き、というわけではない?

あ、好き(笑)。でも現実世界ではそういう人にはトキメかないです。

──スタローンやロッキーが好きっていうのは、同年代の女の子では珍しいですね。




元々、上の世代のものが好きなんです。素がそうなんで。なかなか同世代とは話が合わない。でも、例えば今飲んでるホッピーも、女の子でも周りの目とか気にしなかったら興味あって、素はそうだよって子も多いはず。みんな周りを気にしているだけなんですよ。みんな好きものを言えば、同世代で一緒にはならないと思う。本当に好きなものを言えよ!って思っちゃう。一般には、とか関係ないもん。だから私も気にせずに発信してます。もちろん流行りのものも好きですよ。「君の名は」も観たし、この間は「この世界の片隅に」を観ました。あれは良かったです。面白いというよりクル感じかな。

──ではオーバーザトップ(1987年公開のスタローン主演映画)と比べると好きなのは?

オーバーザトップ(即答)

 

「家族の会話の中にはいつもホッピーがあった」

──お酒も進んできたところで、お酒について掘っていきたいと思います。改めて聞きますが、一番好きなお酒は?

黒ホッピーです。元々母がお酒好きで、黒ホッピーを家に大量にストックしてるんですよ。あとはネットで赤白黒のホッピーセットっていうのが売っててそれを買ったり。家で飲むのは断然ホッピーです。家族の会話の中にはいつもホッピーがありました

──それはもうサラブレッドですね。お酒自体は強いんですか?だんだん目が座ってきたような…

そんなに強くないです。最近は酔うと眠くなっちゃって。だからいつもは量はあんまり飲まないです。居酒屋1000円の旅も飲むのは1杯ぐらいになって、それがちょうどよくて。1杯だけなら、まだアイドルでいられますから(笑)。

インタビューが盛り上がり、ドラム缶も賑やかに

キャッシュオンですがお金をトレイに入れておけば持っていってくれます

 

「興味を広げてくれる場所が居酒屋だった」

 

──最初からホッピーやビールを飲んでいたんですか?

初めはカワイイの飲んでたんですよ!カシスオレンジとか。大学の周りに居酒屋が多かったから、帰りに女友達と飲み始めたのが最初かな。そこからちょっとずつお酒は飲むようになりました。そこから大きく変わったのが、夏に汗をかいた時に、そのあとビールを飲んでみたらそれがスゴく美味しくて。そこからお酒っぽいものが好きになりました。きっかけは夏で、夏の扉が開いちゃいましたね

──そこから更に、お酒を飲みながら常連のおじさん達と話すようになったと。

小さい頃に犬を飼っていて、お散歩に行った時に近所のおじさんおばさんの輪に入って話すのが好きだったんですよ。そこから同い年より年の離れた人と話すのが好きになって。その世代のことを教えてくれるんですよね。今まで行った所だと大井町の居酒屋さんが印象深かったんですけど、50代のおじさんが好きなフランキー堺さんって方が出てる映画を話してくれて、その映画を後で観たりもしました。

──今までの話を聞いていると、いろんなものを知りたい、見たいという欲求が一貫しているように思えます。

そうですね、興味を広げてくれる場所が居酒屋だったのかな。だから入りづらいお店にも突っ込んでいったんだと思います。

──アイドルになったのも、興味を広げるため?

ベースにはとにかく面白いことがしたいというのがありました。楽しいことをずっとしていたい、楽しいことだけして生きていきたい。だからいつも好きになったものはすぐ飽きちゃうんですけど。でもアイドルは続いてますよ!(笑)

だけど最初はアイドルはやりたいと思っていなかったし、このグループだからっていうのが大きくて。清竜人25じゃなかったら、竜人くんとみんな(夫人たち)じゃなかったらアイドルはやっていなかったと思います。

 

「解散は前向きにしかとらえていないですね」

──そんな清竜人25も6月で解散してしまいます。今はどんな心境ですか?

もう期限は決まっているから、覚悟も決まっています。残りライブの本数も大体決まって、1つ1つを大切にしたい。個人的にも、自分のやること、やるべきことが見えてきました。

──あとはもうそれに向かって進むだけ。

そう。解散は前向きにしかとらえていないですね。グループも一丸となって頑張って、あとは楽しむだけ。ライブもスゴく楽しみ。ツアーも各地で美味しいものが食べれるし(笑)。

──メンバー含めみんなポジティブなんですね。

みんな悲しい空気はないです。美しく散るので!

 

「お酒のイメージをプラスにしていきたい」

──解散後のことは考えているんですか?

せっかくブログでみんな読んでくれているので、お酒のイメージをプラスにしていくことはしていきたいです。お酒は人生が楽しくなるスパイスだよって、自分も飲んだら楽しくなるポジションになりたい。だから居酒屋1000円の旅やブログは続けていきたいです。解散して終わり、にはしたくない。だからお酒のお仕事もしていきたいです。狙ってます。お酒で出ていったお金を、お酒で回収したい(笑)。あとは台湾のお仕事も!ディーンフジオカさんみたいに台湾で人気になって逆輸入で帰ってきたいです(笑)。

 

これにてインタビューは終了。インタビューの後は、清亜美さんの自撮りタイム。

貴重な自撮りをしているシーン

インタビュー後には、お店のドラム缶にサインを。

“清”

“亜”

“美”!

できあがり!

こちらのドラム缶はテーブルなのでお店に行けばいつでも見れます

ライブで輝く亜美さんを見たい方はこちら
http://www.kiyoshiryujin.com/25/live.html
1月14日(土)には新木場スタジオコーストで主催イベント、4月からは全国ツアー、そして6月17日(土)には幕張メッセで解散コンサートと目白押し。この半年が清竜人25のパフォーマンスを味わえる正真正銘最後のチャンス。ぜひ一度、体験して欲しい。




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ぬのむー

年間ライブ/イベント参加数は200本。ロックからアイドル、ビジュアル系まで何でもござれ。JAPAN MENSA会員。

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