【ママのいいわけ】保育園落ちた。あれから1年。

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マツエ

東京大学農学部で発酵醸造を研究、元リケジョのワーキングマザー。日本酒唎酒師。 やんちゃな2歳と、癒し系0歳男子の子育てに日々奮闘中。



こんにちは。マツエです。

今年次男を出産、ただいま子育て禁酒中につき、ノンアルコールビールにお世話になっているママライターです。

※本来、ビール大好き女子なんですけどね。

 

新年度、始まりましたね。

新年度といえば進級、入学、昇進など、世の中おめでたい事が溢れているかと思いますが、ちょうど1年前の今日、私はかなり苦々しい気持ちでいました。

なぜかって?いわゆる「保育園落ちた、日本死ね」状態です。

ワーキングマザーにとって、保育園問題は深刻です。

保活に全滅・・・苦肉の策

当時1歳だった長男は、区の認可保育園8園に全滅。
出産前から申し込んでいた保育園のキャンセル待ちもあと1年は順番が回ってこないという状況で、途方に暮れていました。そんな中、近所に新しく認可外保育施設ができるとの吉報が。認可外施設は国や自治体からの補助金が出ない分、お月謝が高かったり施設や備品がたりなかったりという話もありましたが、背に腹は代えられません。職場復帰のリミットも迫っていたため、取り急ぎ1年間は新設の認可外園のお世話になることに決めました。

 

登園初日。

入園が決まったのは3月28日。まさに年度末に滑り込みで手続きを行い、新年度を迎えた4月1日、緊張しながら保育園に息子を預けに行きました。息子は母と離れて大丈夫なのか、先生の言うことを聞いてお友達と仲良くできるのか。さらに新設の園ということで不確定要素も多く、初日は正直不安でいっぱいでした。

保育園のドアを開けると、そこにはカラフルで楽しそうな空間が広がっていました。ぬいぐるみや絵本でいっぱいの棚も見えて、息子は大興奮で部屋の中に入っていきました。

たくさんのおもちゃと優しい先生に歓迎してもらい、息子は大満足といった様子。ひとまず安心して保育室を去ることにしました。しかしその瞬間、ここまでご機嫌だった息子が一変。「ママーママー」の大号泣が始まりました。やはり、初めての母子分離は辛いようです。我が子が顔を真っ赤にして泣いている姿には心が痛み、すぐに抱きしめたい衝動にかられましたが、復職したらそうはいきません。先生にお任せしようと自分に言い聞かせ、その場を去りました。

我が子の泣き声は、特に大きく感じます。

初めての母子分離。

慣らし保育初日は2時間弱のお預けということで、お迎えまで保育園近辺のカフェで時間をつぶしました。出産以来カフェでゆっくりする機会なんてなかったので、この状況が新鮮で。ママになってから、ヒマな瞬間なんて一瞬もなかったんだな、なんて改めて実感してみたり。スマホに入っている子どもの写真を見たりしているうちにお迎えの時間。せっかく新しい本も持参したのに一人の時間をあまり上手に満喫できませんでした。

せつないような嬉しいような、複雑な気持ちでお迎えに行くと、息子は元気に遊んでいました。ママが去った後少し泣いたものの、すぐに先生と遊び始めたということでした。

こうして息子は、案外あっさりと保育園デビューを果たしました。朝はあんなに大泣きしていたのに。子どもの適応力に驚いた時でした。

すっかりお気に入りの遊びを見つけていました

保育園での1年間。

あれから1年、毎日保育園に通いました。晴れの日も雨の日も、保育園への道を歌いながら歩いていきました。朝ごはんを食べない、服を着替えたくない、保育園に行きたくない、など、登園前にグズることは日常茶飯事。それでも、仕事を終えてお迎えに行くといつも楽しそうに遊んでいて。なんだかんだいっても、子どもはすぐに楽しみ方を見つけられるみたいです。




息子はこの1年間で大きく成長しました。歌や踊り、手遊び、スプーンを使ってごはんを食べること、友達とおもちゃを順番に使うことなど、たくさんのことを保育園で教えてもらいました。息子の成長ぶりを一緒に見守ってくれる先生方は、ひよっこワーキングマザーにとってとても心強い存在でした。子どもの体調や食事などの状況を書いて毎日持参する連絡帳に、子どもの成長に関する嬉しい報告を書いてもらったり、時には悩みや愚痴を書いたりして。先生とのやりとりも毎日楽しみでした。

慣らし保育で泣いていても、すぐに保育園が大好きになります。子どもは大人が思うより逞しいのかも

そして、3月。

そしてあっという間に1年が過ぎ、3月。1年間お世話になった園を卒業することにになりました。お世話になった園を離れることはとても寂しく、後ろめたいような気持ちもありましたが、最終日に先生からメッセージカードをいただき、思わず涙を流してしまいました。

いきなり母が泣き出して、子どもはびっくりしたような顔で慰めてくれました。

保育園落ちた人のつぶやき

認可保育園は行政が整備し、莫大な予算を投じています。行政からたくさんの補助が出ているおかげで施設も充実しているし月謝も安いし。そりゃ認可保育園に入れたら万々歳です。

でも、認可保育園の選考に全滅したおかげで出会えたこの園のこと、私たち親子はきっと一生忘れません。

出会いと別れの季節

新年度を迎え、ちょうど桜も満開。慣らし保育に向かうのかな?泣いている子どもをベビーカーに乗せているパパさんママさんを朝からたくさん見かけます。希望の園に入れた子も、残念ながら想定外の園に通うことになった子、ベビーシッターさんやその他の施設にお世話になる子、みんな1年後には大きく成長しているでしょう。

毎日の送迎も大変だけど、幸せだったと思える日が来るはず

 

実は私はまだ今も、1年間お世話になった園への未練を断ち切れずにいます。1年前の今頃は、あんなに悔しくて世の中に全てに当たり散らしたい位の気分だったのに。

「保育園落ちた、でもありがとう」
新年度早々、なんだかめちゃくちゃ飲みたい気分です。

今晩はノンアルコールビールを飲みながら、この1年分の連絡帳を読んで感傷に浸ろうと思います。

アルコール0.0%でも、顔は赤くならなくても、今日のママは泣いちゃいそう。

 

【「ママのいいわけ」 ひっそり連載中】

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